進化する敬語と会議室

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意思疎通力が仕事を効率化

職業の多様化が進んだ昨今であっても、仕事の基本はコミュニケーションです。

 

職場におけるコミュニケーションには大きく2種類あります。

 

1つは、内部での伝達です。
上司や同僚と共通意識を持つことが、業績を向上させる秘訣です。

 

もう1つは、外部とのコンタクトになります。
取引先や顧客に、自分たちの想いをどう伝えるか。
反対に、社会のニーズをどう読み取るか。

 

成果を挙げるためには、無視できない点なのです。
意思疎通をする能力を向上させることが、自分のスキルアップにもつながります。

 

社会人の常識で躓きやすいのが敬語です。

 

敬語の使い方に絶対的な自信を持っているという人は、結構少ないものです。
社会で多用される言葉ほど変化しやすく、
数年前と今では使い方が変わってしまうこともしばしばだからです。

 

定期的に、敬語について見直す習慣をつけましょう。

 

敬語の特徴は、自分と相手の立ち位置を明らかにする点にあります。
尊敬語や謙譲語を用いることで、相手に対する敬意を表しているのです。

 

社会人が使用を控えるべき言葉のトップが「すみません」です。
「すみません」には、謝罪や声掛けといった意味が含まれています。

 

「すみません、部長」。
これだけでは、部長に何を求めているのかハッキリしませんよね。

 

意思疎通能力を高めるには、曖昧な表現は厳禁です。

 

謝罪の意味なら「申し訳ありません」、
声掛けなら「恐れ入ります、恐縮ですが」という言葉を使い分けましょう。

 

こうした気遣いの積み重ねが、円滑なコミュニケーションと能率の上昇に欠かせないのです。

 

 

新しい敬語の形

敬語の変化を最も顕著に表したものが、
平成19年に文部科学省でまとめられた「敬語の指針」です。

 

この答申では、敬語の分類について言及しています。

 

それまで敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つに分けられていました。

 

しかし、敬語の指針においては、謙譲語と丁寧語をさらに2種類へと分類しているのです。

 

例えば謙譲語なら、今まで同様、自らの格を下げることで相手を立てる表現を謙譲語T、
改まった表現を用いることでより丁寧さを加味する謙譲語Uという分け方になります。
謙譲語Uの代表例が「参る」です。

 

取引先の人物に対して、もう少しでタクシーが来るという場合なんと表現しますか?
「もうすぐタクシーが参ります」というのが一般的ですよね。
この場合の「参る」は、自分側を下げるというよりも、丁寧に表そうという意味合いが強くなっています。

 

「伺う」という謙譲語Tに属する言葉と比べてみると、わかりやすいかもしれません。
謙譲語Tは、あくまで自分を低くすることに主眼を置いています。

 

これから訪問する先に対して敬意を払うなら「~へ伺います」というのが適切な表現です。

 

しかし、実家や知人宅のような場所へ行くときに
「これから実家へ伺います」と言い表すのは不自然です。

 

一方で「参る」という表現なら「これから実家へ参ります」といっても不自然ではないですよね。

 

こういった例から見てもわかるように、敬語の指針では、
謙譲語の中でも丁寧さを表すことに特化した表現が謙譲語Uへと分類されたのです。

 

2種類の謙譲語を組み合わせた使い方にも注目です。
「教授をお待ちいたす」という文では、「お待ちする」という謙譲語Tの表現を、
「いたす」という謙譲語Uでさらに丁寧に表しているのです。

 

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